今日大根を収穫している途中、師匠が「草取りやっちゃおう」と急遽草取りをする事に。
結構背の高い草で太陽が当り辛くなっている様子。やはり大きい草があると日の当たりが悪くなり作物の生育に支障が出てくるんですね。
この草は霜に当たると枯れるのでここは放っておいても勝手に枯れていく予定だったのだが、どうやら霜が遅いらしくぐんぐん元気に成長してしまったのだ。
さあ草取り!と意気込み大根の葉の下に手を伸ばす。
膝をつき、四つん這いで、雨が降っても、寒さで手がかじかんでも、ぶっ倒れそうな暑い日でも、こういう泥臭い作業は必須、除草剤を使わないという事はそういう事なのだ。
この草は根元からポリポリ取れる。しかし茎が曲がって生えている物もあり、大根の葉の上から根っこの位置の見当を付けても結構スカる。
そこで「ええい!」と思い切って体を縮め大根の葉の下に潜り込んでみた。四つん這いならぬほぼ腹ばいだ。
すると
そこには広大なジャングルが拡がっていた。都会では、いや、この辺の田舎でさえ見る事の出来ないジャングルの中だ。一面緑の世界から差し込む光。棒きれを持って森の中を駆け回った少年の頃の様な気持ちで、夢中でジャングルの中を進んだ。
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