祝！一目惚れの畑を借りる事が出来ました！！

先日、白井市の農業委員会から、正式に畑を使う許可が下りました！！＾＾

ここに至るまでにも、まず地主さんの許可をもらったりと実は色々とやる事があったのですが、細かい経緯についてはまた別でアップするとして今回はご報告という事で書かせてもらいます＾＾

とにもかくにも、やっと農家としてのスタートラインに立つ事ができました！

農家を目指した時から決めていた畑の条件というのは

「ロケーションの良い畑」

でした。

それこそ色んな人に言い続けてきて、それだけ聞くと不思議そうな顔をする人ももちろんいるでしょうが、私にとってはこの「ロケーション」というのはとても大事な要素の一つでした。

それは「癒やしの農業」というのをコンセプトとしていて、これはやっぱり自分自身が自律神経を壊し、農業の力、自然の力の凄さを確信し、それをシェア出来たらと思っているという事もあるのですが、お客さんや、必要としてくれる人に来てもらって、そして癒やされて帰ってもらう、という農業をやりたいからなんです。

だって農業って本当に気持ち良いし癒やしの力があるんですよ～！

私は前職で障害者の就労支援をしていたのですが、その中で野菜の栽培もしていたのです。

やっぱり農作業って一年中ですから、暑い日もあれば寒い日もあるし、体力も使う。

そりゃあ農作業前にブーブーいう障害のあるメンバーも出てきますよ（笑）

でもですね、これが他の作業との関係だったりなんだりでしばらく畑に出る事が出来ず、室内作業が続いた時なんかは、どんどん不穏になったりイライラしてきたりするんですね。

みんな私と同じようにそういうのに敏感でデリケートで繊細ですから（笑）顕著に現れるんです。すごい気持ち解ります。

ところがですよ！

また畑が始まると、ブーブー言いながらも安定して落ち着いてくるんですね＾＾表情も変わりますよ。良い顔になります。「やったぞ！」って顔です＾＾

こういう変化を間近で見てきましたから、太陽の下で体を動かす事がどれだけ精神的にも良いかが分かりますし、自分の体験としてもそれは確信しています。

あと、障害の話が出たので少し脱線させてもらうと、障害者施設での一部農作業を取り入れる事のメリットの一つに「不確定要素が多い」というのがあると思います。

自然が相手ですから「明日の何時何分からこの場所でこれをやります！」なんて事は口が裂けても言えないんです。外的要因に合わせて自分が変化していかなければならないんです。

障害のある方は比較的変化に弱いので、不確定要素はマイナスだとされる意見もあると思いますが、それが人を人たらしめるというか、ただただやりたい事だけを繰返してそこから外れると大きなストレスを感じるという事ではなく、そういった相対的な関係性の中で「しょうがない」「まぁいっか」を獲得していくのを見てきました。もちろんそれがすべて畑作業のおかげだというつもりは全くありませんし、あくまでそれも一つの要素だと思っていますが、それこそが本当のバリアフリーだと思いました。

私もまた同じ様にこだわりが強いタイプですし、計画した事を強硬に進めてしまいがちなんですが（昔に比べると大分マシになりましたが（笑））、自分の描いた道筋をズレるとイライラしたりすることなんてよくあります。小さいお子さんがいる方なんかもよくあるのではないでしょうか。列に並んでいる最中の「トイレ〜♪」や、連休にタイミングを合わせた発熱など、狙ってるんかと思うほどです（笑）

そんな私ですが、農業という自然の大きな流れに身を任せて「ま、いっか〜」て泰然としていられる様になりたいもんです。

とまぁ、そういう癒やしでもありますし、体を直接作る物ですので、安心安全な野菜を食べるという癒やしでもありますし、環境負荷という意味では、環境や生態系を守る癒やしでもありますし、単純に体を動かすことで得られる健康という癒やしでもありますし。

野菜を作って売るというだけではもったいないなと感じるのです。農業にはもっと力があるし、もっと魅力があると思うのです。

それこそ遊びに来てくれる人は良い部分だけを楽しんでいってくれれば良いと思うんです。

例えば千葉ニュータウンに家族で遊びに来がてら、畑に寄って、子供達が虫捕まえて遊んでいる最中にのんびり収穫体験して、イスでボーッとしてヤギとかガチョウとたわむれて帰っていく、畑の真ん中でBBQでもしながらそこら辺で好きに野菜穫って焼いて食べるみたいな感じで＾＾

その様に来てくれた人が何かやりたい事をやりたい時間だけ農業を感じて癒やされてチャージして帰って行く、そんな農場を作ります。

なのでもし良かったら応援して下さい。

そしたら私も癒やされます＾＾