今、私が研修先としてお世話になっている「えびちゃん農園」。
今回このえびちゃん農園の一番弟子、斎藤正行さんにお話を伺いに行ってきました!
その名も「まさちゃん農園」!
斎藤さんも「パクりました」と仰っている通り、かな〜り寄せてきています(笑)ちょっと本気で「こもちゃん農園」にするか迷う!(笑)
奥さんも一緒に仕事をされていて三人でカゴに座って座談会となりました♪
この畑のすぐ近くに師匠の畑もあるのですが、来るたびにいつもいい場所だなぁと見ていました^^
それでもここは今までやってきた13年間の間に2度も水没し野菜が駄目になるという事もあったようです・・・。
せっかく作った農作物が全滅!収入を考えたらあまりにもショックだと思うんですよ!明日からどうすれば良いんだ!私なら畑の真ん中にとりあえず一回寝転がって泣くかも知れません。
「そういう時はどうするんですか?」と質問してみると
「もう諦めるのよ!アハハハ!」
と明るく答えてくれました(笑)
そうですよね!気にしててもしょうがない!次に行くしかないんですよね!ほんとにその通りだと思いました^^
言葉にすると当たり前というか変になっちゃうんですが、農業って生きる事の連続なんだなって思いましたよ。
斎藤夫妻は田んぼもやっていたようで冬期湛水不耕起栽培でやっていたとの事でした!冬期湛水不耕起栽培とはざっくりいうとお米を穫った後に田んぼを耕さずに冬場も水を張っておくという栽培法です。薬を使わないで生態系を壊さないという事で私も興味があります♪
私は実はヤギとガチョウを飼ったら面白いなと思ってまして、養蜂にも興味があるのですが、斎藤夫妻も似たような趣向があり、良いねぇ〜!と盛り上がりました!斎藤夫妻も鉢の巣箱を置いた事があるらしく、私は養蜂なんてとりあえず巣箱置いておいたらどんどん蜂が来るんだろうくらいに考えていましたが、斎藤夫妻が巣箱を置いた時は全く来なかったそうです!こりゃ養蜂家の方の所にも勉強しに行かないといけないかな?(笑)
52歳で仕事を辞め新規就農者として入ったという斎藤夫妻、色々な苦労をされていました。ビニールハウスの中で自炊をしていた事もある様です。やはり新規就農は一筋縄では行かず、ご病気の事などの話も聞いていると本当に大変だったんだなぁと思い、それでもそういうお話をご夫婦で楽しくされていて、大変だった話を笑顔で笑って盛り上がれる夫婦って最高だなと思いました^^師匠と同じ行商スタイルで始めたのですが、やはり思うように売れず、何年もしてから売れ始め、やっと自分たちの野菜が人に必要とされていると思う事が出来たと言っていました。
売り先があっても野菜が出来なければ駄目だし、野菜があっても売り先がなければ駄目、当たり前の事ですが大事な事ですよね。それでもやはり諦めずに頑張った結果、自分たちの野菜を必要としてくれる人がいるというのは本当に幸せな事ですね!^^
底抜けに明るいお二人とお話が出来てなんだか気持ちが軽くなりました♪何があっても大丈夫なんだと!
コメント